2025年12月27日付で、佐用町・佐用町商工会・同志社大学中小企業マネジメント研究センターの3者による「佐用町中小企業支援に関する連携協定書」を締結いたしました。
本協定は、佐用町長・江見秀樹氏、佐用町商工会長・古川貢氏、同志社大学中小企業マネジメント研究センター センター長・関智宏氏の3名にご署名いただいたものです。
この協定が生まれるまで

きっかけは、2025年に実施した同志社大学・関ゼミ生との共同プロジェクトです。
関ゼミ生が佐用町を訪れ、町内の農家や事業者をフィールドワークで巡る中で生まれたのが、佐用町産のいちごと栗を使ったクラフトビールの企画でした。学生たちのアイデアが実際の商品へと形になり、発売からわずか3日で第一醸造分が完売。神戸・三宮センター街でのPOPUP出店では、佐用町の特産品を都市部で直接PRする機会にもなりました。
この一連のプロジェクトを通じて、「大学の知見と学生の力を、継続的に地域へ活かす仕組みをつくりたい」という思いが、佐用町・佐用町商工会・同志社大学の3者の間で一致し、今回の協定締結へとつながりました。
協定の目的

本協定の目的は、佐用町内の中小企業や農家など、地域経済の担い手となる事業者への支援です。
佐用町の経済を支えているのは、大企業ではなく、町内の小さな事業所や農家です。しかしその多くが、後継者不足・販路の課題・デジタル化への対応など、様々な経営課題を抱えているのが現状です。
大学が持つ中小企業経営の研究知見や、学生の若い発想・行動力を、こうした町内の事業者支援に活かしていく。それが今回の協定の核心にあります。
単発のプロジェクトで終わらせず、継続的に大学と地域がつながる仕組みをつくること。それを3者で約束したのが、この協定書です。
今後の取り組み
クラフトビールのプロジェクトについては、今年度も継続して取り組む方向で話が進んでいます。
また、特産品開発にとどまらず、町内事業者の経営課題に対して大学の知見を活かした支援ができないか、具体的な検討を進めていきます。佐用町の中小企業・農家が、外の力をうまく取り入れながら、次の世代へと事業を引き継いでいける環境をつくっていきたいと考えています。
この協定が、佐用町の地域経済を長期的に支える一本の柱になるよう、着実に取り組みを重ねていきます。



コメント